リンク設定で効果的なデジタルブックを作ろう
デジタルブックにおいて「リンク」は最も重要な機能の1つです。
しかし、リンクを活用していない企業もまだまだ多いようです。
もしかするとその企業は、ペラペラとめくれるデジタルブックになった時点で満足してしまい、リンクなどのもう1歩踏み込んだ設定は「そのうち、いつかしよう」と思っているのかも知れません。
しかし、デジタルブックのユーザーは、誌面上の欲しい商品をクリックすれば、詳しい情報や商品購入画面にスムーズに移動したいと思うはずです。
リンクが無いだけで、ユーザーに「このデジタルブックは不親切だ」と思われてしまうかも知れません。
それほど、リンクは始めの段階から設定しておいた方が良い基本的な機能の1つなのです。
そこで今回は、リンクのメリットと、meclibのリンクの効果的な見せ方をピックアップしてご紹介しましょう。
リンクを貼るメリット
Webサイトへのアクセスアップが期待できる
通販カタログなら、商品画像やテキストにリンクを設定して、Webサイトの関連ページやECサイトの商品購入ページに誘導できます。
リンクによりWebサイトのアクセスアップにもつながり、実際に商品を購入していただける確率も高くなります。
商品の魅力を最大限に伝える
商品紹介用の動画があるなら、YouTube動画もしくは任意のサーバーにアップした動画にリンクさせて、デジタルカタログ上で動画を再生することも可能です。静止画では見れなかった角度や動きを確認でき、商品の説得力とユーザーの興味が何倍にも増すでしょう。
見たいページがすぐに見られる
もくじページのある雑誌やカタログなら、もくじから該当ページへリンクさせることで、ユーザーは見たいページへすぐに辿り着けます。
SNSで情報拡散を狙える
FacebookやTwitterといったSNSにもリンクさせ、短期間で爆発的に情報を拡散させるような集客方法も期待できます。
他にも、以下のような用途にもリンクが使えます。
- Googleマップを貼って位置情報を開く
- スマートフォンから電話をかける
meclibのリンクの効果的な見せ方
リンクの配色パターンと透明度を設定
meclibではリンク範囲に色を設定できます。色はカラーピッカーで自由に選択できて、5種類まで保存しておけます。
リンク範囲に色を付けることで、ユーザーに分かりやすくリンクを選択させることができます。
また、透明度も設定できるので、完全に透明のリンクというのも可能です。
リンク色と濃度を細かく設定できるので、カタログの見栄えの邪魔にならないリンクの表現も可能になります。
(以下の画像は、リンクを設定する際の管理画面です)
リンク箇所を点滅
また、ページを開いたときにリンク箇所をピカピカと点滅させて「ここにリンクがあります」とお知らせすることができます。
ポップアップ表示
また、リンクを「ポップアップ表示」にする機能があります。
ポップアップ表示にすれば、他のウィンドウに移動せずに、デジタルブック上に表示させることができます。
デジタルブック上に表示するため、ユーザーをデジタルブックから移動させたくない場合に使うと効果的です。
詳しくは「デジタルブックに画像・YouTube・地図を配置する方法」の記事をご覧ください。
アイコンを表示
ポップアップ用にアイコン素材をご用意しています。
リンクエリアにアイコンを追加すれば、エリアが何を意味しているのかを直感的に説明できます。
自作のアイコンを使用することも可能です。
このようにリンクの見せ方を少し工夫することで、ユーザー目線で使い勝手の良いデジタルブックにすることができます。
大量のリンク設定はとても簡単です
また、次のような大量のリンクは、実は簡単に設定できるのです。
カタログ内の共通箇所のリンク
デジタルカタログのページ両端にあるタブなど共通箇所にたくさんのリンクを設定する方法もあり、特にページ数が多いカタログではこの設定方法が大変便利です。
PDFのリンク設定をそのまま使用することができます
PDFにもともと設定してある以下のようなリンク情報は、そのままデジタルブックのリンクに反映されます。
- 「http://〜」から始まるWebページへのリンク
- PDFの内部ページへのリンク
※javaScriptを記述したリンク等、上記以外の形態のリンクは抽出されません。
※PDFの内部ページのリンクは紙面上の設定座標・サイズのみが抽出されます。
まとめ
今回は代表的なリンクをご紹介しました。
どれも設定方法はとても簡単です。
デジタルブックの効果をより高めるためには、まずはリンク設定から始めてみてはいかがでしょうか。