デジタルブック制作の内製化で、経費削減と業務効率がアップ
システムによるチェーンストア経営
食料品、酒類、米類、家庭用品、住居用品、
室内装飾品、DIY、レジャー用品、スポーツ用品、
家庭電化製品、化粧品、医薬品、衣料品の販売
昭和44年
株式会社オークワ様は、近畿エリアと東海エリアの2つのエリアでシェアを拡大し、現在1府7県に170店舗を展開。
地域のお客様のニーズに合わせた「食文化」「サービス」「利便性」を提供し、リージョナルチェーンの有力企業として成長し続けておられます。
株式会社オークワ様ではmeclibを導入し、季節限定でニーズの高い商品カタログをデジタル化するという使い方をされています。
meclibの導入経緯と効果について、営業企画部 e-ビジネス課の大谷氏にお話を伺いました。
実際にmeclibはどのような形で活用されているのでしょうか。
大谷氏:季節毎の商品カタログをmeclibで作成し、オークワの公式Webサイトとアプリからリンクさせています。メールマガジンやSNSからも誘導しています。
meclibを導入して良かったと思える点を教えてください。
大谷氏:コスト面はかなりの経費削減を実現しました。
今までは外部に委託していたデジタルブックの作成作業を、meclib導入により内製化することで85%以上のコストカットになりました。
弊社はmeclibのクラウドプランを契約しており、かなりのページ数を作成できますから、もっと色々なものをデジタルブック化して活用できそうです。
meclibを触ってみた感想はどうでしたか。
大谷氏:始めて操作したとき、本当に簡単にデジタルブックが作成できることに驚きました。カタログの紙面にリンクを貼るといった追加更新の作業も社内スタッフによってすぐに対応できるので、日々の業務の効率が良くなったと感じています。
奥田氏:デジタルブックの登録作業は私が担当しています。作業に掛かる時間は、JPEGを作成画面にドラッグして「公開」ボタンを押すだけなので、素材さえあれば30分ぐらいで作成できますから、かなり早いと思います。
登録データはPDFではなくJPEGを使用しています。印刷物のPDFデータを他部署からもらい、こちらで必要なものだけに切り貼りしてJPEG画像として保存するためです。
なるほど。meclibはJPEGからでも作成できますからね。
他にもどういった使い方をされていますか。
大谷氏:表示期間を過ぎたカタログは管理画面内では削除せずに非表示にして保存しています。年数が経った時に印刷物のカタログが手元になくても管理画面からすぐに見られるから便利です。
カタログが多くなることも考慮して管理面での使い方にも工夫されているんですね。
大谷氏:当社では下半期に特にカタログの作成量が多くなります。おせち、クリスマス、お歳暮、季節のご予約弁当、と。中でもクリスマスケーキの販売時期は、内製化のメリットを特に感じます。
クリスマスケーキは販売数量が決まっているので、販売期間内でも売り切れが生じます。そんな時、Webサイトには載っているのに店舗では売り切れ表示しているなんていうことがありますから、お客様からのクレームを避けるために、売り切れの商品はデジタルカタログ側も早めに更新対応するようにしています。
奥田氏:売切れ商品があれば、カタログの元データにSOLDOUTマークを貼り付けて、デジタルカタログの該当ページを新しいデータに差替える更新をしています。10分ぐらいで更新できるのでとても早いです。
大谷氏:Webサイトを更新するほうが時間が掛かってましたから、デジタルカタログだと管理画面から更新するだけですし、社内ですぐに対応できて、色々と融通が効くようになったと感じています。
meclib活用の今後の展望について教えてください。
大谷氏:チラシに関しては新聞の折り込みチラシはコストが高いですし、反比例するようにWEBチラシの需要は高くなってきています。今後は時代の流れにあわせて幅広いユーザー層に対応できるように、今はまだ紙媒体のものでもデジタル化を検討する機会が増えると思います。
meclibという頼もしいツールが加わったことで、社内の業務効率がアップするのはもちろん、お客様のニーズに即した便利さとお買い物の楽しさを提供する店舗作りに重宝していけそうです。
ご協力、誠にありがとうございました。