在庫状況にあわせてWebカタログの内容をすぐに更新。
ページ差し替えが簡単なので、更新頻度があがりました。

松村工芸株式会社様

業 種
流通(卸売・小売)
用 途
製品カタログ
デジタルブック
http://mkaa.co.jp/catalog.html (2022/09/05現在)
事業内容

生花資材、フラワーデザイン資材・フラワーホビー資材の製造、販売、輸入

設 立

昭和41年7月

URL
http://mkaa.co.jp/

松村工芸株式会社は、1928年、生花・園芸資材メーカーとして創業以来、常に花材業界のパイオニアとして時代のニーズにすばやく対応した資材を開発して業界をリードし、フラワーデザインやフラワーホビーなどの普及と発展に努力してまいりました。
花が身近にある暮らしの素敵さや、花を飾る楽しさをもっともっとたくさんのひとに届けたい。
これからの松村工芸はこの想いに「design」をプラスして、フローリストがめざす表現を叶えるアイテムと、いつでも自由に使える機能的なWEB SHOP、店舗でのアイデア発信の3 つを充実させることで花に関わるモノ・時間・暮らしを豊かにデザインしていきます。

 

松村工芸株式会社様はmeclibを導入し、デジタルカタログをご利用されています。meclibの導入経緯と効果について、
商品本部 商品開発プロモーション課 土肥秀雄氏にお話を伺いました。

たくさんの人に、いち早くカタログを見てもらいたい!
Webカタログにすることで課題解決。

Webカタログで探したい欲求と、リンクをクリックするとECにリンクして買い物できる利便性がユーザーに受けています

meclibを導入前はどのような課題をお持ちだったのでしょうか。

土肥氏:弊社は問屋業をしているのでカタログがとても多いんです。

営業に出る際は、昔は必要なカタログを全てカバンに入れて持ち歩いていたんですが、今はタブレットを持つだけでよくなり大変身軽になりました。営業先の小売店様側でも来店のお客様にカタログを配られるのですが、無料でいくらでも配っていたのでは在庫を気にしなくてはいけないですし、無くなれば弊社からお送りするのですが、メーカーから弊社へ送っていただくカタログの数にも限りがありますので、当然弊社でも在庫切れはおきます。その際はカタログの紙面をコピーやスキャンして小売店様に送っていたんです。

 

当初は、小売店様には『いつでもショップ( 松村工芸の会員制ECサイト)』で見て下さいと連絡していたんですが、ECサイトに一覧でズラッと並んでいるのを見てもピンと来ないとのことで、結局カタログのコピーやスキャンを送っていたんですよね。とても手間のかかることですし、小売店様にもお待たせして申し訳なく思っていました。

 

そこでmeclibで作成したWebカタログを見てもらうことで、そういった課題は一挙に解決しました。Webカタログなら紙のカタログを送るよりも早く紙面を見てもらえますし、より多くのユーザーに見てもらえます。デジタルか紙媒体かは、ユーザーそれぞれの好みによって需要に合わせられるようになりました。

メーカーからの要望に応えられなければ、Webカタログ導入は実現できなかった。

Webカタログを作成するにあたって障壁はありましたか?

土肥氏:弊社では会員サイトでWebカタログを公開しています。そこでメーカーからの要望に多いのが、「著作物が載っているため、紙面が流出してカタログが独り歩きするのは困る」というものです。そのためWebカタログには『印刷・PDF禁止』の設定をしています。meclibにこの機能があるからカタログのデジタル化をスムーズに実現できました。

お知らせを載せたり、ページ毎の差し替えができることで、購買の機会損失を防ぐことができました。

今回「meclib」を選定するに至った決め手は何だったのでしょうか。

 

土肥氏:デジタルブックを導入するにあたって、当時の弊社では仕入課のスタッフに、商品完売のお知らせ( 多い日は1 日に3 回) 等の更新作業をしてほしかったため、デジタルブック上で共有できるふせん機能のようなものが必要でした。その機能が他メーカーのデジタルブックにはなかったのでMy PAGE View(meclibの従来製品)を契約し、meclibが発売されてからは従来製品の後継製品ということで安心感もありましたしmeclibを選びました。新しい機能としては特に「ページ差し替え」機能が便利で重宝しています。

 

最近は価格改定が多く(2年に1回)その度に「ページ差し替え」をしています。価格改定時期以外でも、ページ内の更新内容が多い場合はそのページの元データを修正して「ページ差し替え」機能で即座にページを更新します。また、商品は完売や入荷などで頻繁に在庫の状況が変わります。その際、カタログの商品に「SOLD OUT」とすぐわかる画像を貼り付けて対応しており、これはユーザーにも解りやすいと好評です。

 

 

土肥氏:1 日に1回必ず完売状況を更新しています。そうすることでお客様に次回入荷を無駄に期待させないということができます。それが実現できるのにはmeclibの操作が簡単だということです。おかげで更新頻度を上げることに成功しました。 更新頻度が上がると、お客様が弊社Webサイトで商品をチェックする機会が増え、購買の機会損失も防げます。

 

デジタルと紙のカタログがあることで、それぞれお客さんの好みに需要に合わせられるようになった。

 

 

 

ただ見るだけのWebカタログではなく、購買に繋げられているんですね。

 

土肥氏:そうなんです。紙のカタログでは絶対に出来ないリアルタイムな内容を公開できるので助かっています。

 

他にはどんな点が選定理由にありましたか?

 

土肥氏:クラウドのサーバー容量が大きかったこと。それと、価格が安かったことです。他社サービスでは容量を上げると追加費用になる等、一見安そうに見えて結局は高くなるというものがありましたので。

お客様のWebカタログの利用促進を高めることが今後の鍵

今後の展望などありましたらお聞かせください。

 

土肥氏:カタログでは花を含め什器や小物のディスプレイのビジュアルイメージを見せ、カタログに掲載しているイメージをそのままセット購入したくなるような、「提案型」の見せ方にも力を入れていきたいと考えています。
Webからの情報提供でユーザーに商品をレコメンドしていく、バイヤーズセレクションなども公開していきたいですね。そして、いろんなメーカーの商品を知ってもらいたいです。そのためにはたくさんの商品を見てもらえる環境を作っていかなくてはいけません。
普段の買い物や定期的に購入する備品・資材はECサイトへ誘導し、弊社営業からはお客様にあった商品をお勧めして購入してもらう、といったように、購買プロセスに流れを付けられるようにしていこうと思います。そのためには、今以上にお客様にWebカタログの利用促進を高めることが今後の鍵になると考えています。

 

ご協力、誠にありがとうございました。

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