新規ユーザーの認知拡大につながるプロモーションの一環としてデジタルブックを活用しています
子育てファミリー向けフリーマガジン「Happy-Note」「Happy-Note For マタニティ」「Happy-Note For mum」の発行と、0~6歳の子を持つママ・パパ向けサイトとしては日本最大級の「Happy-Note.com」の運営を通じ、全国の子育てファミリーがより良い生活ができるよう、良質な情報を提供しています。
2000年
ミキハウス子育て総研様は、「子育てライフをもっと楽しく豊かに」をモットーに、子育て・育児から妊娠・出産、子供の病気、ママ・家事・家計のこと、子連れのおでかけ、住まい・住宅まで、専門家によるQ&Aや離乳食レシピ、コラム・リサーチなど信頼性の高い情報を提供されています。
ミキハウス子育て総研様は全国の「ミキハウスショップ」や提携医療機関で無料配布している『Happy-Note(ハッピー・ノート)』や、その他複数の育児世帯向け情報誌の電子化としてmeclibを活用されています。
meclibの導入経緯と効果について、乾氏にお話を伺いました。
meclibをどのように活用されていますでしょうか
当社では、未就学児向けの育児情報誌「Happy-Note」、マタニティ向けの「Happy-Note Forマタニティ」、インバウンドで来日している外国人の方向けの「Happy-Note For Mum」という英語・中国語の媒体の3つの情報誌を発行していて、そのデジタルブック版を自社で作成・公開するためにmeclibを利用しています。
「Happy-Note」は毎号16万部の機関紙で年に5回で年間80万部、「Happy-Note Forマタニティ」は年間32万部を発行しています。最近の年間出生数は80万人台ですので、およそ3分の1の世帯で手に取ってもらえている情報誌です。
meclib導入の経緯をお聞かせいただけますか
新型コロナウイルスの流行から、それまで配布拠点していた百貨店が緊急事態宣言で営業を制限されるようになり、妊婦さんや子育て世代の方に必要な情報がすぐに手に入らないという状況になってしまいました。
そんな状況下でも必要な人に必要な情報を伝えることができたり、まだ紙の冊子を知らない人に向けて知ってもらうきっかけになるのではと思い、meclibを使い始めました。
デジタルブックも紙の冊子にもそれぞれの良さがありますが、当社では紙媒体をメインとして、デジタルブックは補足的に使っています。ユーザーがデジタルブックを見たその次に「紙の冊子も見たい」と思ってもらえるような、フリーミアム的な位置づけとして利用しています。
SNSも活用されているということですが、meclibとはどのように連携されているのでしょうか
新規ユーザーの認知拡大につながるプロモーションの一環としてデジタルブックを活用しています。
ミキハウス子育て総研のSNS(主にInstagramやLINE公式)でお知らせを拡散し、投稿内容からリンクしているデジタルブックを閲覧してもらい、そこから次に紙の冊子へとつなげます。その流れで小児科に行った際に紙の冊子を自然に手に取ってもらえればと考えています。
あくまでもゴールは紙媒体を手に取ってもらうことで、そのための認知活動の部分をデジタルブックは担っています。
meclibを使ってデジタルブックを作成された感想を教えて下さい
制作側としては、作成にかかる手間がなく、パッと作成・公開できるのが非常に大きなメリットです。手間がかかると、どうしても使いたくなくなりますから。
meclibのように誰でも簡単に作成できるツールは非常にありがたいです。
作成手順は「印刷物の校了データのPDFをmeclibにアップするだけ」という点が、下準備が不要でとても良いですね。作成したいときにすぐ作れるためスケジュールに組み込みやすく、作業にスピード感があるからストレスがありません。
当社は年間を通して発行回数が多く、刊行日にWebで必ず公開していることが重要ですので、作成するデジタルブックはできるだけシンプル設計で、早く公開できるようにしています。
例えば、目次のリンクが必要な場合は、一旦はシンプルなデジタルブックを作成・公開して、後で時間のあるときにリンク付きのページを作成して「ページ差し替え」をするようにしています。そんな自由度が高い点も好感が持てます。
また、一度作成したブックをダウンロードして自社サーバー内で公開できること、管理しやすい点もありがたいです。
meclibを他の人に薦めるなら、どういった理由を挙げますか
正直、他社さんにあまり教えたくない、秘密にしたいぐらいです。と言うのは冗談ですが(笑)。
meclibは操作性がスムーズ、それなのに価格が良心的で、逐次機能が改善されているので使っていて安心感がありますから、きっと多方面のジャンルでニーズがあるサービスだと思います。
本日はお忙しい中、貴重なお話をいただきありがとうございました。