初めての人でも大丈夫!初心者向けデジタルブック作成ガイド
もしあなたがデジタルブックについて気になっているのなら、以下のような考えを一度は持ったことありませんか?
- 気にはなるけど作り方が全くわからないので、一歩踏み出せない・・・。
- 何が必要で、どういったフローで出来上がるのか知りたい!
何も知らないままであれば、なかなか一歩踏み出すことができません。必要な知識を身につけてデジタルブック作成への第一歩を踏み出しましょう。
今回の記事では、デジタルカタログが気になってはいるものの、作り方などは全く知らない人たちに向けて、最低限抑えておくべき必須知識を解説していきます。この記事を読むことによって、デジタルブックの作り方を楽しくカンタンに理解することができますよ!
記事を最後まで読んだ頃には、「ちょっと作ってみようかな・・」という気持ちになっていることでしょう。
デジタルブック作成に必要なもの
デジタルブック作成の第一歩は「準備」です。デジタルブックを作成するなら、まずは必要なものを集めましょう。作成に必要なものは、以下の通りです。
- パソコン
- インターネット回線
- デジタルブックにする予定の印刷物データ
- 印刷物データをデジタルブック化するツール
数は多くはありませんが、どれも必須のものとなっています。必ず準備するようにしましょう。しかし読者の中には「パソコンって言ってもどんなパソコンにすればいいの?」「印刷物のデータは何にすればいい?」と疑問に思う人もいると思います。
そこでここからは、デジタルブック作成に必要なものの詳細について解説していきます。
パソコンについて
パソコンがなければ、印刷物のデータを取り込むこともできませんし、デジタルブック作成のためのツールを使うこともできません。
昨今のツールはWindows7以降に対応しているため、VISTA搭載の中古パソコンを用意するのは避けた方がいいでしょう。新品を用意するとしても、そこまで高スペックのものを用意する必要はありません。メモリが1GB以上あれば、デスクトップでもノートパソコンでもOKです。
ただし、タブレットと一体化しているタブレットPCの場合は要注意。作成ツールがタブレットPCに対応してない場合があります。
インターネット回線
昨今の作成ツールは、オフライン環境で利用することはできません。
ツールのアップデートや不具合修正のため、オンライン環境を必須としています。準備すべき回線は、ポケットWi-Fiのような無線でのネット接続でも可能です。
しかし欲をいうなら、光回線などの安定したインターネット環境が好ましいと言えます。不安定なネット環境だと作成途中に回線が切れて、今まで作成してきたデータが白紙になることがあるからです。なるべくなら安定したネット環境を用意しましょう。
デジタルブックにする予定の印刷物データ
デジタル化したい印刷物のデータを用意しましょう。
ツールによって対応するデータ形式は様々ですが、「InDesign」「Illustrator」などで生成されるDTPデータであれば間違いありません。
一度デジタルブック化したら、修正にはひと手間かかります。ミスがないか、事前に校正しておいてください。
校正が完了すれば「Acrobat」などのソフトを使ってPDFデータに変換します。多くのツールがPDFデータに対応しているため、事前に変換しておきましょう。
印刷物データをデジタルブック化するツール
デジタルブック作成ツールにはパソコンにインストールするタイプの「ソフト型」とネットに接続するだけで使える「クラウド型」が代表的です。
それぞれ、利用できるパソコン台数・利用料金・料金プランなどが変わっています。自分の用途に合ったタイプのツールを選ぶようにしましょう。
デジタルブックの作成手順
ここまでは、デジタルブック作成に必要なものについて紹介してきました。次に紹介するのはデジタルブックを作成する具体的な手順です。手順と言っても作業数的には非常にシンプル。
たったの2つの作業で完成することができます。
主な手順は以下の通りです。
- PDFデータを作成ツールにアップロードしてデジタルブック形式に変換
- ツール経由でインターネットに公開
どうでしょう、拍子抜けするほど簡単だったのではないでしょうか?
ツールによって多少の差はありますが、大抵のツールは2つの作業をこなすことで完成します。現在利用されている作成ツールは非常に優秀のため、準備さえちゃんとしておけば簡単に作ることができるのです。
作成したデジタルブックは、ダウンロードしてCDなどのメディアで配布することもできますよ!
まとめ
以上、初めてデジタルブックを作成する人にむけて、必要な知識を紹介してきましたが、いかがだったでしょうか?準備さえしっかりしていれば、ツールによって簡単に作成できることを理解いただけたと思います。
もしデジタルブック作成にチャレンジするのであれば、今回紹介した知識をぜひ活用してみてください。